小学生と大人の三味線グループレッスン 「現実逃避の時間であった」の巻

  • HOME
  • ブログ
  • 小学生と大人の三味線グループレッスン 「現実逃避の時間であった」の巻

小学3年生の女の子が、三味線レッスンを終えて呟いた言葉が、いきなり、「現実逃避の時間であった」です。

妙に心地よくも聞こえたが、驚きのコメントでした。

地区センターで月2回、土曜日、日曜日の午後を活用し、こじんまりと三味線グループレッスンを開講しています。

年齢は、10歳から50歳までの女性です。何故か女性だけが残りました(^^)

レベルは、3ヵ月の小学生から3年目の大人と中学生です。

3ヵ月の小学生は、基礎的な音の出し方や姿勢について粘り強く習得していただきます。

3年目の生徒は、津軽じょんがら節が、しっかり弾けます。

カッコイイんですよ!

新しいことを、必死で覚える点については、レベルは関係なく、同じ空気で、時間を共有します。

グループレッスンの良さは、沢山ございます。

その中でも、今回は、3点挙げます。

①思いやりが芽生えること!

②人の音を聴いて、自分の音を直す、真似る、習う。

③沢山の曲に触れることができる。

総称して、「現実逃避だね。よし、よし」と、3ヵ月目の10歳の女の子が呟きます。音楽は、全て出来た、できない、未だできない、出来た、出来ない、もっとやってみたいが、生まれます。

夢や希望がいっぱい詰まっていて、脳に栄養を送ります。

身体に良い事、それが音楽と感じる瞬間でした。